接合井(流量調整ゲート)
野火止用水歴史環境保全地域案内板
小平監視所案内板
ガードレール左の接合井から地下の導水管を通り、東村山浄水場へで流れていく
野火止用水は、江戸時代前期に徳川幕府の老中松平伊豆守信綱によって開削された用水路です。東京都はこの用水と周辺の緑を将来にわたって守って行くため、条例により歴史環境保全地域にしています。
小平監視所は、昭和38年(1963)9月から運用しています。
上流約12kmの羽村取水所で取水した多摩川の水を東村山浄水場へ送るため、玉川上水の野火止用水と小平分水の分水口を改修して沈砂池などを備えた小平監視所が造られました。この施設の役割は、上流から流れてくる落ち葉や枯れ枝などを除塵機で取り除き、また、沈砂池で砂を沈めてゴミや砂のない水をコンクリート管を利用して東村山浄水場に送ることです。また、昼夜水量監視や水質監視を行っています。
ゴミ揚げスクリーンと防塵機
防塵機
沈砂池