初代の多摩水道橋は、道路と水道が併用する橋として、多摩川のこの地に昭和28年12月完成しました。以来、相模川の水を川崎市長沢の浄水場を経て都内に供給するための水管橋として、また東京都(狛江市)と川崎市(多摩区登戸)とを結ぶ
「登戸の渡し」 に替わる道路橋として重要な役割を担ってきました。
しかし、近年の自動車の増加に伴い交通渋滞が慢性化してきました。そのため、2車線を4車線に拡幅する新しい橋の建設を行うことにより、平成7年5月にその使命を終えました。
なお、橋に収納されていた直径1,800㎜の配水本管は新しい橋に引き継がれ、引き続き都内に水道水を供給しています。
多摩水道橋の上流側にあるたまリバー50キロ案内図
多摩水道橋の碑
下流左岸から見た多摩水道橋
多摩水道橋下流側歩道部
多摩水道橋橋標(親柱)