新豊橋は、「両岸に建設された建物とのスケールバランス」 や 「橋の細部まで丁寧にデザインされている」 点が高く評価され、最優秀賞に選ばれました。
 本プレート(独立行政法人都市再生機構寄贈)は、受賞の栄誉を長く後世に伝えるために設置するものです。2010年3月

 新豊橋は、足立区新田地区と北区豊島千国おいて、地域に根差した住民に支持される橋梁とするため、景観委員会と住民委員会を設けて、そのデザインを検討してきました。「周辺景観に調和する高さの低いアーチによって補鋼された新しい形式の実現」、「美しい4次曲線を用いた滑らかなアーチ」、「心地よい歩行空間をもたらすデザイン」 など、新しい時代を象徴する橋として評価され受賞しました。
 「田中賞」 とは、昭和41年度に創設された日本の橋梁建設部門では最高に栄誉ある賞です。関東大震災の首都復興に際し、帝都復興院初代橋梁課長として、隅田川に架かる永代橋、清州橋など東京を象徴する名橋を生み出した、故田中豊博士の功績をしのんで設けられたものです。

新田さくら公園前から見た新豊橋

左岸下流から見た新豊橋

新豊橋のアーチ

新豊橋上流域

新豊橋下流域

上流に新田橋、右手に新田さくら公園が見えている

下流は右に蛇行しているため橋梁は見えない

新豊橋(しんとよはし)橋標

新豊橋田中賞(作品部門)受賞

2009年土木学会デザイン賞最優秀賞

新田さくら公園