諸説あるが小金井市の案内によると、昔、ここには一本の丸木橋が架かっており、橋の南側にあった染谷村の庄屋の息子が、小金井の村娘と恋仲になり、夜毎、丸木橋のたもとで逢瀬を重ねていた。やがて庄屋の知るところとなり、庄屋が二人の仲を引き裂こうとしたが、二人は野川に身を投げてしまった。その後、村娘の怨念が大蛇となって現われ、丸木橋の隣にもう一本の橋に化けて渡る人を川に引き込んだという。橋が二本に見えたことから二枚橋と呼んだという。
南詰から見た二枚橋
上流域
西武多摩川線の高架が通っており、高架下辺りから水の流れが確認できる
二枚橋(にまいばし)橋標