この公園には、激しい雨が降った時、たくさんの雨水がいっぺんに野川に流れ込まないように左図のような仕組みが造ってあります。
雨が降り始めると雨水は、地下に造った施設の中に入ります。この施設には、水を土の中に浸み込ませる働きがあります。したがって少しの雨であれば、雨水はみんな土の中に浸み込んでしまいます。しかし、たくさんの雨が降ってきた時は、水の浸み込みが間に合わなくなり、雨水は周りに造ってある土手の内側に貯まり、森の中が池のようになります。
雨が止むと水はゆっくりと時間をかけて少しづつ野川に流れていきます。そして、貯まった水はいつのまにか無くなって元のとおりになり、池は消えてしまいます。
つまり 「見えない貯水池」 というわけです。
西詰の武蔵野公園(見えない貯水池)解説
上流域
下流域
水が枯れ干上がっている
水が枯れ干上がっている
箭真舳橋(やまべばし)橋標
西詰から見た箭真舳橋
左岸下流から見た箭真舳橋