新宿山の手七福神へ

稲荷鬼王神社

祭神は、宇賀能御魂命(うがのみたまのみこと)、鬼王権現(きおうごんげん)である。

狛犬の奥に一対の御神塔が建っている。

稲荷鬼王神社は、古来より大久保村の聖地といわれた場所にたてられた稲荷神社と鬼王神社が天保2年に一緒になったものである。

社殿の屋根からの雨水を大きな甕に溜め、少しずつ水琴窟に注いでて音を奏でている。

水琴窟

文政年間(1818-29)の頃製作されたもので、うずくまった姿の鬼の頭上に乗った珍しい手水鉢である。

恵比寿神碑

富士山建設記念碑

浅間神社碑

水琴窟

手水鉢の水を柄杓ですくい左下の石燈籠に少しずつ掛けて水音を聞く。

恵比寿神社拝殿

鬼王神社本殿

拝殿内部

境内社の恵比寿神社で三島神社とも言うそうである。鳥居の右手奥には、かえる石があり水をかけてさするとご利益があるという。

拝殿両脇に一対の狛犬がどちらも子供を抱えており、左の子供の狛犬が鞠をくわえている。

鳥居の先にある狛犬で、ここは稲荷神社でもあるが狐ではないようだ。

富士山