山門に掛かる村上山の扁額
鯱が乗った鐘楼
満泉寺山門
居館跡碑
如意輪観世音菩薩坐像
石像釈迦如来坐像碑
長野県宝石造釈迦如来坐像標柱
村上氏居館跡標柱
常夜燈
九重塔
この館跡は、村上氏が旧更級郡村上郷から坂城郷に移ったとされる南北朝時代末頃に葛尾城とともに構築し、戦国時代に信濃の一大豪族として活躍し、天文22年(1553)4月村上義清が武田信玄により没落するまで、160年余村上氏代々の居館であった。当時の規模は明確でないが、現満泉寺地を中心とした方170mに及ぶ広大なもので、内郭とその周囲を取りまく外郭から成っていたものと推定される。
本像は安山岩一石を以て彫像された石彫像で銘記はないが、堅固な体勢、肉どり、衣文の彫法からみて鎌倉時代後期の製作と認められる。
石材を用いながら当時の木彫仏像の本格的彫法をとっていて技法的にも螺髪彫眼耳朶、衲衣をはじめ手印に至るまで木彫に劣らない程に彫口下がこまかくその上像容も安定していて鎌倉時代の丸彫の石彫像としては県下唯一の古例であり、また全国的にもすこぶる稀なものである。
地蔵菩薩・般若心経二万巻真議供養塔・禁葷酒塔
本堂に掛かる満泉寺の扁額
満泉寺本堂