水野源三詩碑

沓掛仲子歌碑解説碑

文化12年(1815)の筆塚

沓掛仲子詩碑

今日一日も新聞のにほいに朝を感じ 冷たい水のうまさに夏を感じ 風鈴の音の涼しさに夕ぐれを感じ かえるの声はっきりして夜を感じ 今日一日も終りぬ 一つの事一つの事に神さまの恵と愛を感じて

碑の詩は本人の自筆である

裏面に坂田屋左衛門と刻まれていることから此の地の名主坂田家に関係するものか?

千曲川 ちゞにくだくる 波のうへに うつらふ月の 影のすゞしさ

沓掛仲子は、寛延2年(1749)坂城町に生まれた女性歌人である。

水野源三は、坂城町に生まれ脳性麻痺で話すことも書くことも出来なかったが、目の動きでコミュニケーションを取った。