力士雷電之碑

雷電は、寛政2年(1790)の初土俵から、文化8年(1811)の引退までの成績が、勝星254・負星10・勝負預り等21であった。
「力士雷電之碑」 は佐久間象山の撰文並びに書による。南西するのは新碑で、西面するのは旧碑である。この碑を欠き取って身につけると、立身出世するとか、勝負事に勝とかの迷信が生まれ、打ち欠いて持ち去る者が多く、碑文が読めなくなり、新しい碑が建てられた。

明治28年(1895)に再建された力士雷電之碑

文久元年(1861)建立の力士雷電之碑