宝篋印塔

境内から気賀宿を望む

阿弥陀如来坐像

妙見堂本殿

妙見堂

観音菩薩像

位牌堂内陣

鐘楼堂

位牌堂

 山号は池松山、宗派は臨済宗方広寺派。寺号の正明は観世音菩薩の過去の名号、正法明如来に基づいている。
 方広寺開山無文元選禅師の法流を汲む宝厳宗玉禅師の開創で、禅師は永禄3年(1560)に示寂している。
 江渡時代には、気賀宿本陣中村家の菩提寺として栄え、本陣危険時の御退場寺にもあてられていた。
 11世全良和尚は、明和3年(1766)に方広寺住職にもなった高僧である。明治19年と大正3年に火災に遭い山門と観音堂のみを残して鳥有に帰した。17世紀岱雲和尚は東洋大学で教鞭を取り、方広寺派宗務総理を歴任したが、その間に本堂、庫裡、位牌堂を新築、鐘楼堂、山門を改築し寺観を整えた。
 大正15年には、廃仏毀釈以来廃絶していた隣の妙見寺を合併し、妙見堂として本尊を安置している。
   (細江町教育委員会)

正明寺本堂

正明寺由緒

山門に掛かる池松山の扁額

山門

六地蔵尊