宗安寺解説

参道石段跡

石垣が残る草の生えた荒地

 新谷は、江戸時代には落合の渡しの宿場町でした。この新谷を見下ろす丘の上にあった宗安寺は、桶狭間の戦い(永禄3年1560)で今川義元を討ち取った服部小平太中安次がまつられた寺でした。明治時代の廃仏毀釈により、現在は石段と庭の一部、石仏が残っているだけとなりました。
  (細江町教育委員会)