歩道橋より逢坂方向を望む

平成15年癸未十月
楠井喜代治建立

大津算盤の始祖・片岡庄兵衛

監修 大津市歴史博物館

京阪電鉄京津線の大谷駅が見える

 江戸時代、東海道筋のこの付近で売られていた大津算盤は、慶長17年(1612)片岡庄兵衛が明国から長崎に渡来した算盤を参考に製造を始めたものと伝わる。同家は以後、この碑の西方にあった一里塚付近で店を構え、幕府御用達の算盤師になったという。昭和初期までこの碑の場所に同家の子孫が住んでいた。