八幡社由来
神社の創立については詳らかではないが、社伝によれば白河天皇の時代に源義家が奥州軍征の途中、この地に霊験を受けたことにより、応神天皇の霊を勧請して武運長久を祈願し八幡社の造営をしたとある。
以降、この地の領主佐々木一族馬淵氏の庇護を受け、中世の中頃には犬上主大岡保正により社殿が再建されたが、のち元亀2年(1571)織田信長の兵火によって焼失したため、文禄5年(1596)保正の子孫大岡作左衛門長広が改めて再建したものが現在の本殿であると伝えられる。
なお、本殿は昭和40年(1965)に解体修理されたものである。
今宮社 (天戸間見命)
祇園社 (健速須佐之男命)
八幡社本殿 (応神天皇)
手水舎
武者の扁額の架かる拝殿内部
拝殿
神門
八幡社社標脇の高札場跡碑
八幡社社標
吽形の狛犬
阿形の狛犬
八幡社本殿
御神馬
三間社流造桧皮葺の本殿