福生寺は浄土宗寺院で、天正16年(1588)に僧光阿の開基と伝えられ、現在の本堂は江戸時代中期の建立とされている。
本尊の阿弥陀三尊の中尊(真中の仏像)阿弥陀如来像は檜材の寄木造りで、像高58.4㎝、やや面長の輪郭に目尻をつり上げた細い目、小さくまとまった唇、張りのある頬や顎などに慶派(康慶・運慶などに代表される仏師の一派)の作風に共通する表現が見られ、鎌倉時代の作と考えられる。
(安土町教育委員会)
地蔵菩薩
木造阿弥陀三尊像説明
宝篋印塔
五輪塔・地蔵尊・道祖神などの石造物
鐘楼
子育地蔵尊
山門
福生寺本堂