市指定文化財、背くらべ地蔵・阿弥陀如来立像
この大小の石仏2体は鎌倉時代のもので、中山道を行き交う旅人の道中を護ったと云われています。また、当時は乳児がよく死んだので子を持つ親たちが 「我が子もこのお地蔵さんくらいになれば、あとはよく育つ」 と背くらべさせるようになり、いつしか 「背くらべ地蔵」 と呼ばれるようになりました。

市指定無形民俗文化財行畑愛宕地蔵祭つくり物
 毎年7月最終日曜日(2006年(平成18年)までは7月24日)に、このお地蔵さん周辺の中山道一帯で300有余年も続く行畑愛宕地蔵祭が行われます。
 寛永13年(1636)7月24日に、古里の住民がこの街道沿いに集団移住したのを記念して始められたのがこの祭です。(後に、ここは多くの人々が行き合ったので地名が 「行合」 となる)
 祭では、農機具・仏具・スポーツ用品・日常用品など同じ用途の材料だけで動物や人物などを表現した 「一式つくり物」 を展示して出来栄えを競います。 

行合ふれあい広場碑

東光寺 不動明王碑

背くらべ地蔵尊等説明碑

覆屋脇の地蔵尊

阿弥陀如来立像(左) ・ 背くらべ地蔵尊(右)

背競地蔵尊の扁額