山燈籠

御神馬

芭蕉(桃青)の句文碑説明

拝殿

 戸を開けはにしに 山肴いふきといふ花にも よらす雪にもよらす 只これ弧山の徳あり
 其まゝよ 月もたのまし 伊吹山 (桃青)


 芭蕉は、元禄2年(1689)敦賀から 「奥の細道」 結びの地大垣へ、伊吹山を左手に見ながら北国脇往還を歩いた。
 そのあと、大垣の門人高岡斜嶺邸の句会で、この句文を残している。
 その席で伊吹山は、花や雪や月の借景がなくても、ただ単に聳立する弧山としてだけで、立派に眺め賞し得る山容を備えていると褒めている。そして言外に句会の主人斜嶺の人柄は、伊吹山のようだと述べた。
 この句碑は、ほかに旧山東町朝日と大垣、埼玉県、栃木県の4ヵ所にある。

其まゝよ 月もたのまし 伊吹山

芭蕉句碑

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