芭蕉41歳の「野ざらし紀行」は貞享元年甲子秋8月から翌2年4月末にかけて行われた。この間美濃には元年9月下旬大垣の本因訪問、12月下旬熱田より迎春帰郷と翌2年3月下旬岐阜親鸞木瀬草庵訪問の三たび足跡を印した

年暮れぬ 笠着て草履 はきながら

 貞享元年十二月野ざらし紀行の芭蕉が郷里越年のため熱田より帰路二十三日頃、この地寝物語の里今須を過ぐる時の吟

正月も 美濃と近江や 閏月(うるうづき)

おくのほそ道芭蕉道碑

行春や 鳥鳴魚の 目は泪

蛤の ふたみにわかれ 行秋ぞ

解説碑

野ざらし芭蕉道碑

解説碑

おくのほそ道抜粋碑

芭蕉句碑