此処峠の頂上は山中の常盤塚辺りの登り口より約1,000mの道程です。
 一条兼良はこの峠で、「堅城(けんじょう)と見えたり、一夫関(いっぷかん)に当たれば万夫(ばんぷ)すぎがたき所というべし」(藤川の記)と認めたように、この付近きっての険要の地でした。
 往時この付近には、茶店があり、旅人の疲れを癒すお休み処として、賑わっていました。
 京方面に向って約200m、一里塚を眺め峠を下ると、今須宿に入ります。
 (関ヶ原町)

今須峠に建つ 「従是東不破郡山中村地内」 標柱

茶屋跡の石組

国道21号線合流地点に建つ標柱

今須峠(中山道)説明

「これより中山道関ヶ原宿山中」

東海道本線の山中踏切

今須峠上り口