本陣跡説明
本陣は、宿場ごとに置かれた大名や公家など重要な人物の休泊施設です。 ここは中山道垂井宿の本陣があったところで、寛政12年(1800)の記録によると、建物の坪数は178坪で、玄関や門、上段の間を備える広大なものでした。 垂井宿の本陣職をつとめた栗田家は、酒造業も営んでいました。 本陣の建物は、安永9年(1780)に焼失しましたが、後に再建され、明治時代には学習義校(現在の垂井小学校)の校舎に利用されました。 (垂井町教育委員会)
垂井宿本陣跡標柱