慶長8年(1603)本陣職相川家に生まれ、愚堂国師の門下となった禅師は、臨済宗妙心寺派の江戸前期の高僧です。
禅師は国師の法を継ぎ、宗勢拡大に寄与され、江戸禅宗界に名声を博しました。
なお、寛文2年(1662)創業の日本橋の白木屋元祖大村彦太郎とは従兄弟の間柄で、彦太郎の精神的糧は禅師から与えられたと言います。
当家は後、脇本陣を勤め、この門はその面影を伝えるものとして貴重です。
(関ヶ原町)
至道無難禅師生誕地・関ケ原宿脇本陣跡説明
至道無難禅師生誕地碑
門に掛かる脇本陣表札