古代律令国家は、畿内から全国に、東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道の7道と、30里(約16㎞)ごとに駅家(うまや)を設けました。
近江の東山道には勢多(大津市)、篠原(野洲市)、清水(東近江市)、鳥籠(とこ・彦根市)と横川(米原市)に駅家が置かれました。米原市内にあった横川駅の位置は、醒井と梓河内の2説があり、梓河内には小字
「馬屋ノ谷」 「馬屋ノ谷口」 や、横川の略称とされる 「小川」 などの地名があることから、古代東山道の横川の馬家跡に推定されています。
(米原市教育委員会)
推定横川の駅家跡
推定横川の駅(うまや)家跡説明