愛宕神社は、旧開善寺境内の南東にある古墳上に祭られている。
 天正19年(1591)本庄城主小笠原信嶺が勧請したと言われている。祭神は火之加具土命(ほのかぐつちのみこと)で、天手長男命(あまつてながおのみこと)、若宇迦能売命(わかうかのめのみこと)が合祀されている。
 神殿に至る石段の左手にあるケヤキは神木とされており、根本から南北二樹に分かれている。南樹は目通り周囲3.7m、枝張り東西約16m、北樹は目通り周囲4m、枝張り東西約20m、一本で社叢を形成している。このケヤキは、昭和43年本庄市指定の文化財となっている。
 (埼玉県本庄市)

愛宕神社由緒

左 よりい道

愛宕山神社拝殿

右 八まん山道