この滝岡橋は小山川を渡る旧中山道に設けられた名橋で、長さ147m、幅員7mの鋼製八連橋で、昭和3年に竣工、花崗岩を用いた親柱の窓には、かつては灯がともり、人々を夕涼みに誘い生活の潤いとなっていた。
 平成19年に地区の公民館に自治会や老人会関係者が集まり、この橋を文化財として登録することを決議し、地元選出の竹並万吉県議を始め市観光協会高橋福八会長等の協力を得て、平成20年3月国土の史的景観に寄与しているものとして国登録有形文化財の指定を受けた。
 ここに藤田地区のシンボルとして記念碑を建立し、永く後世に伝えるものである。

滝岡橋橋標(親柱)

橋に続く道

稲垣一等卒殉烈紀念碑

ふる里の橋顕彰碑

小山川上流域