斜面には石垣が組まれている

くねった下り坂は浮石があり要注意

牛の鼻欠け坂説明

 「牛坊(うしんぼ) 牛坊(うしんぼ) どこで鼻かかいた 西洞(さいと)の坂で かかいた」 という言葉が残るように、ここ西洞(さいと)坂は牛の鼻欠け坂とも呼ばれ、荷物を背に登ってくる牛の鼻がすれて欠けてしまうほどの急な登り坂でした。
 中山道全線を通してみると、ここ牛の鼻欠け坂あたりを境にして、江戸へと向かう東は山間地域の入口となり、京へと続く西は比較的平坦地になります。したがって地理的には、ちょうどこの辺りが山間地と平坦地の境界線になっているのも大きな特徴といえます。
 (御嵩町)