瑞浪市史蹟奥之田一里塚碑
中山道の一里塚は、大湫宿が開宿した慶長9年(1604)から整備が進められ、岐阜県内には31箇所の一里塚が築かれました。一里塚には榎や松が植えられ、松並木も整備されました。一里塚は、現在ではほとんど荒廃し、瑞浪市のように連続した4箇所が当時のまま残っている例は全国的にも稀です。
市内には、東から西へ順に、権現山(樫ノ木坂)一里塚、琵琶峠(八瀬沢)一里塚、奥之田一里塚、鴨之巣一里塚があり、高さ約3m、径10m程の大きさで、自然の地形をうまく利用して築かれています。
なお、鴨之巣一里塚は、地形の制約を受け、塚は尾根沿いに東西16m程離れています。
(瑞浪市)
奥之田一里塚碑
奥之田一里塚説明
南塚(左)
北塚(右)
南塚から北塚を望む