大湫宿本陣は現小学校庭にあり、間口22間(約40m)、奥行15間(約27m)、部屋数23、畳数212畳、別棟添屋という広大な建物で、公卿や大名、高級武士たちのための宿舎でした。
 また、比ノ宮(享保16年・1731)、真ノ宮(寛保元年・1741)、五十ノ宮(寛延2年・1749)、登美ノ宮(天保2年・1831)、有姫(天保2年・1831)、鋭姫(安政5年・1858)などの宮姫のほか皇女和宮が14代将軍徳川家茂へ御降嫁のため文久元年(1861)10月28日その道中の一夜を過ごされたのもこの本陣です。
和宮御歌 遠ざかる都と知れば旅衣 一夜の宿も立ちうかりけり

 大湫宿は大久手とも書かれ江戸から47番目の宿で、慶長9年(1604)海抜510mのこの地に設けられた新宿です。
 宿の長さは東西に3町14間(約350m)、文久元年(1861)の戸数86戸、うち旅籠屋45軒で、尾州藩領でした。
 宿の誇りは、大空にそびえ立つ神明神社の大杉や観音堂、それに皇女和宮の泊り宿になったことや、東の十三峠・西の琵琶峠など沿道からの四季の眺めの美しさでした。

道標を兼ねた説明碑ブッロク

大湫宿本陣の解説

大湫コミュニティセンター(大湫公民館)

中央が和宮陶製人形