江戸へ90里、京都へ44里という道標で樫ノ木坂一里塚とも呼ばれ、石畳とともに中山道当時の姿を偲ばせてくれます。
 この一里塚は、慶長8年~9年十三峠の新設工事とともに築かれたものですが、瑞浪市内の4ヶ所のように完全に残っている例はなく貴重です。
 (県指定史蹟)

権現山一里塚説明

瑞浪市史蹟権現山一里塚碑

権現山一里塚碑

樫ノ木坂碑

南塚

北塚

一里塚を過ぎ樫ノ木坂を下りて俗に炭焼の五郎坂と云うを下れば炭焼の立場あり 左に近く見ゆる山は権現の山なり しばし立場に輿立てて憩う   太田南畝 壬戌紀行