この恵那市武並町から瑞浪市細久手までのコースは、豊かな自然の中、大部分が中山道と重複していることから史蹟・石仏も多く残っており、自然と歴史が楽しめます。
ここ(大久後駐車場)から西(大湫方向)へ向かうと、山頂に岩倉がある刈安神社、炭焼立場跡、樫の木石畳、一里塚、巡礼水、三十三観音などの史跡が続き、途中ゴルフ場の脇を通過したりもします。さらに山坂を抜けると中山道の江戸から47番目の宿場である
「大湫宿」 に到着します。
ここでは問屋場跡、脇本陣などを見学できます。さらに進むと、苔むした日本一長い石畳の残る 「琵琶峠」 を越えていきます。頂上には和宮の歌碑があり、ここからの眺望は良く、遠くには加賀白山も眺めることができます。その先、石畳を通り抜けて北野神社を過ぎると、中山道のオアシスともいえる
「弁財天の池」 があります。池の中央には弁財天の石仏が祀られ、池には美しいカキツバタなどが見られます。
そこからさらに進むと、次の宿場町である 「細久手宿」 に到着します。
旧大久後村の棚田
東海自然歩道の案内板
旧大久後村から南方向を望む