この小路を番所みちといい奥に尾張藩の白木番所があった。 この番所には尾張藩の役人が常駐して、木曽の材木流しや木材製品の監視のほか、領内の山林の見回・各村々の木材の伐採申請の検分などを行っていた。 木曽の木材は木曽川を流し、錦織(現八百津町)で筏に組み、名古屋・桑名方面へ下していた。そのためこの付近の木曽川沿いに奥戸・久須見・小僧が屋敷・横墫等の川並番所があり、その取締りもこの番所が行っていた。 (恵那市教育委員会)
白木番所跡説明
番所みち