この碑は、武蔵(現埼玉県)の新井長左衛門という人が建てたものである。
 伊勢参りの帰りに中山道へ出て、大井宿のいろは旅館に泊まった時に、母のいろが病にかかり、一か月余りの闘病の後、亡くなった。
 その亡き母の供養の為にと、この碑を建立(石工は江戸の人)したのである。

南無阿弥陀仏名号碑