岡瀬沢では、庚申講がとても盛んで、「庚申待ち」 といって、講元の家に集まり庚申(青面金剛)の掛軸をかけて、その日はお茶飯と汁、漬物等の夕飯を頂き、夜明け方まで長く話をしていた。それは庚申の日がやって来ると腹の中に三尸虫がいて、庚申の夜になると寝ている間に天帝にその人の悪いことを報告して、命を縮めるため、寝ずにいると虫は出ていかないでいたと云われるから、一晩中寝ないでいたと言われている。
 現在でも行われている所がある。講はおかみさんたちが支えてきた。

奥にある庚申塔

庚申塔の前には説明板がある

庚申塔