中山道には木曽から伐採した材木を監視する尾州(尾張藩)の番所が設けられていました。
 この中津川市上金の地にあった 「尾州白木改番所」 は、天明2年(1782)に建てられ、明治4年(1871)に廃止されました。
 白木とは桧(ひのき)など木の皮を削った木地のままの木材で、屋根板、天井板、桶板などに利用しました。
 尾張藩は領外への搬出を厳しく取り締まり、白木やひのき・さわら・あすなろ・こうやまき・ねずこを始めとする木曽五木の出荷統制を行っていました。

尾州白木改番所跡説明

中山道碑

紅白のサザンカ

尾州白木改番所跡碑