落合宿には、昔、防犯を兼ね各戸順廻りの燈明番により火の災難から救われようと祈願しながら、ほのかな明かりがともされていた4基の常夜燈がありました。
 現在は、4基とも移設され、この寛政4年(1792)に建立された上町の立派な常夜燈はすぐ前の道の中央にあったと言われています。
 あとの3基のうち1基は善昌寺の境内、2基はおがらん公園の愛宕社に移されています。文化年間(18世紀はじめ)に2回も大火に見舞われたことは、落合宿に多くの常夜燈があったことが要因と考えられます。
 (中津川市・中津川市観光協会)

 宿場通りには、秋葉様の常夜燈が4基あり、戸ごとを回る当番により灯をともし防火を祈ってきた。
 寛政4年(1792)12月に建てられたが、明治13年(1880)の道路整備の際、3基は他所に移された。
 この1基だけが道の片隅に寄せられ往時の姿を留めている。
 (落合まちづくり推進協議会)

常夜燈の隣の井戸

上町の秋葉様の「常夜燈」説明

寛政4年(1792)の秋葉山常夜燈

上町の常夜燈説明