宿場で、大名や身分の高い人の宿泊に備えた家を、本陣・脇本陣などといい、藩の保護を受けていた。馬籠宿の脇本陣はこの場所にあったが、明治28年(1895)の大火で建物は焼失した。
「馬籠脇本陣史料館」 は、脇本陣の最高位の部屋である 「上段の間」 を当時の場所に復元してある。
ここには焼失を免れた脇本陣の貴重な什器や衣服などが展示してあり、江戸期における上流社会の文化を知ることができる。又地域の人達が使った民具からは、農村の生活を通して、厳しい街道政策などが理解できる。
又 「夜明け前」 の資料となった馬籠宿役人の記録や青山半蔵の資料などが常設展示されている。
馬籠宿はすべて坂の中にある
街道の 坂に蒸れ柿 灯を点す
山口響子の句碑
観光客で混雑した馬籠宿並み
左から ねずこ あすひ ひのき さわら こうやまき
木曽五木
馬籠脇本陣史料館案内
蜂谷脇本陣跡 (資料館)