子安観音と枝垂桜説明

天然記念物一石栃の枝垂桜標柱

御堂内部 (男性のシンボルが3つ並んでいる)

枝垂桜の古木

御堂に掛かる一石栃子安観音堂の扁額

 この地には、一石栃沢流域に住むものは難産しないという古くからの言い伝えがあり、信仰の対象として子安観音が祀られていた。棟札によれば、その昔は西谿にあったが、文化年中(1810頃)現在地に移り、その後慶応元年(1865)蛇抜けによって流出したため、再建したとのことである。毎年4月15日に下り谷地区の人々によって盛大にお祭りが行われる。
 枝垂桜は、慶応元年と明治37年の大蛇抜けにも耐えてきた古木で、町天然記念物に指定されている。