円空は、美濃国に生まれた江戸時代初期の僧侶で、一生に12万体の仏像をつくることを祈願したといわれ、彼の足跡は、関東・東北から北海道にまで及んでいる。
 この南木曽では、等覚寺の 「弁天祠棟札」 に 「弁財天十五童子像」 が貞享3年(1686)8月12日につくられたことが記されているので、この頃、円空は南木曽に滞在して、造像に励んだことが伺える。現在当町には6体の円空仏が発見されているが、等覚寺にあるのは、次の3体である。
 ・ 韋駄天像(町有形文化財)
 ・ 弁財天十五童子像(同)
 ・ 天神像(同)

本堂

鐘楼

等覚寺の円空仏説明

宝篋印塔と円空堂

六地蔵尊

仁王門の山門