明治天皇行在所跡記念碑
南木曽町森林組合の前の枝垂梅
三留野宿本陣跡説明
この長野地方法務局南木曽出張所跡地は、三留野宿本陣があったところである。本陣の建物は、明治14年(1881)7月10日の三留野宿の大火災の際焼失してしまった。ちなみにこの時の被害は、家屋74軒、土蔵8軒にい達した。
しかし、庭木の枝垂梅(町の天然記念物)と明治天皇御膳水が本陣の名残りを留めている。明治天皇は、大火の前年の13年6月27日に一泊されている。御膳水の井戸は昭和54年に復元したものである。
三留野宿本陣を勤めた鮎沢氏の屋敷内の庭木として愛育されてきたものである。
樹相は、目通り周囲1m70㎝、高さ約8mである。
(南木曽町教育委員会)