創祀年代は不明確ながらも、当社は御祭神須佐男命を祀り、古くは別名を牛頭天王と称し、平安時代中期頃から疫病除け、豊作、招福の神として信仰されてきました。正徳5年(1715)6月18日長雨によって現国有林天王洞が崩壊して社殿、神輿諸共に流失し、翌享保元年2月現在の新床の地に遷座されました。
御遷座200年、250年の記念石碑と狛犬一対が境内に建立され、境内の社叢は風致保安林で、村の文化財(天然記念物)に指定されています。「衿」
を正すこの神域の美観は、氏子崇敬者の貴重な伝統文化遺産です。
例大祭=7月14・15日、神輿が町内巡行
上部の折れた廻國供養塔と馬頭観音
須佐男神社由緒
野尻宿内に置かれた須佐男神社仮宮
須佐男神社拝殿
手水舎
国道19号線から参道が始まる
御遷座300年、250年、200年の記念碑
林の手前の鳥居
拝殿奥の階段上に本殿がある