当寺は臨済宗妙心寺派に属し、木曽三大寺中の最古刹です。嘉慶年間に木曽家第11代の源親豊公が木曽川辺りに開創し、その後木曽川の洪水による流出の後、当地に慶長3年(1598)に移築したものが現在の諸堂宇で、本堂、庫裡、山門何れも桃山建造物として国の重要文化財に指定されています。鶴亀蓬菜園も美しく、近世禅宗寺院の姿を示しています。
木曽七福神布袋尊霊場であり、定勝だるま大坐禅、香取正彦平和余韻第十号の大梵鐘のほか木曽氏歴代による寄進物も数多く木曽の古い姿を知る重要な資料となっています。
水舟碑
定勝寺由緒
左から廿三夜塔、除三尸之罪(庚申塔)、南無阿弥陀仏名号碑
法華塔
鶴亀蓬菜庭園
鐘楼
定勝寺本堂
水舟の水 のきをめぐりて いのち つねにあたらし (須原小学校校歌の一節)
十六羅漢像
出世観音
水子子安地蔵尊
あいにく山門等修理中で右手の道路を回り込んで境内の立入可能なところを見て回った。
行在所紀念碑
定勝寺参道前の水舟
定勝寺参道口
中の門
明治天皇須原行在所碑