桶川市役所入口交差点に建つ中山道桶川宿碑

 江戸幕府は治安を維持するために、各宿場の出入口に 「木戸」 を設けていました。桶川宿の古絵図にもこの木戸は描かれており、文久元年(1861)に皇女和宮の通行を迎える前に木戸を立て直した記録も残されています。
 現在、木戸があったことを示す石碑は、当地と大黒屋化粧品店脇(下の木戸跡)に建てられていますが、当地の石碑は道路の拡幅等により以前よりもやや南に移されています。
 「上の木戸跡」 は、「下の木戸跡」 とともに、江戸時代の桶川宿の規模を私たちに伝えてくれています。

桶川宿木戸跡説明