源義仲7代の孫讃岐守家村建武2年(1334)頃贄川に関所を設け、4男家光に守らしむ。
贄川関所は木曽谷の北関門として軍事的にも重要な役目を果たす。
慶長19年(1614)大坂冬の陣の際は、山村良安の家臣原彦左衛門荻原九太夫この関の警備に当たる。
元和元年(1615)5月大坂夏の陣の際は、荻原九太夫千村大炊左衛門小川源兵衛この関を守り酒井左衛門尉の家臣8人の逃亡者を捕らえる。
江戸時代は木曽代官山村氏が臣下をして贄川関を守らしめ特に婦女の通用並びに白木の搬出を厳検せり。
木曽路ガイド
(46ページに亘って詳細に作成されている)
関所跡碑
贄川関所説明
屋根に石を載せた関所跡
関所門
関所表