本陣とは、江戸時代参勤交代の際、大名が使用するための宿場に設置された宿泊所です。桶川宿本陣は、加賀百万石前田家の宿所とされたほか、水戸藩主徳川斉昭(15代将軍徳川慶喜の父)もお利用しました。また、文久元年(1861)には江戸に向かう皇女和宮が宿泊したことでも知られています。
 建坪207坪のうち、上段の間、次の間、湯殿が現在保存されています。県内の中山道筋では、今に残る唯一の本陣遺構です。

明治天皇桶川行在所跡 (公開日が決まっている)

桶川宿本陣跡遺構説明