この言成地蔵尊は、「願い事をすれば必ず叶えて貰える」 地蔵様として洗馬宿時代から周辺の信仰を集めている。
 初め洗馬宿の出入口の急坂にあって人々の安全を願っていたが、余りにも落馬する人が多く、ある時一人の武士が怒って地蔵様を斬ってしまい、これでは縁起が悪いと新福寺に移して安置したと伝えられている。
 新福寺は廃仏毀釈によって廃寺となったので、その後地元住民によって今の位置に移され、昭和3年御堂を新築して現在に至っている。
 (洗馬区)

言成地蔵尊と下馬落としの伝説

供養塔、石灯籠

左から庚申塔3基、二十三夜塔、供養念仏塔<延宝7年(1678)>、青面金剛の庚申塔<寛永12年(1635)>

言成地蔵尊入口

南信八名所言成地蔵尊碑

言成地蔵尊堂

地蔵堂に掛かる地蔵山の扁額

庚申塔群

南無阿弥陀仏名号碑

左から庚申塔、供養塔、二十三夜塔2基

たくさんの折鶴が奉納されている