下ってくると国道142号線の手前に中部北陸自然歩道道標が建っている

国道142号線脇に建つ遇客大安碑

西餅屋跡説明と小さな西餅屋茶屋跡碑

 西餅屋は江戸時代中山道下諏訪宿と和田宿の5里18丁の峠路に設けられた「立場」(人馬が休憩する所)であった。
 中山道は江戸と京都を結ぶ裏街道として重視されていた。ここは茶屋本陣の小口家と武居家、犬飼家、小松家の4軒があり、藩界にあったので、ときには穀留(こくどめ)番所が置かれた。幕末の砥沢口(とざわぐち)合戦のときは、高島藩の作戦で焼失されたが、すぐに再建された。現在は道の「曲之手(まきのて)」(直角な曲り)と茶屋跡が残っている。
 (下諏訪教育委員会)

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