文久元年(1861)3月10日の大火で焼失したが、その年の10月、本陣、脇本陣等と同じく再建されたものである。
 和田宿の旅籠のうちでは規模が大きい方である。出桁造りで格子戸のついた宿場建物の代表的な遺構であり、江戸末期の建築様式をよく伝えている。
 昭和56年度、歴史の道整備事業の一環として総工費3000万円で、延床面積422㎡を復元し、「歴史の道資料館」 としたものである。
 (文化庁、長野県、和田村)

かわち屋の土間

出桁造り

かわちや説明

追川に架かる追川橋

追川上流域

追川下流域