長門町堅町の釜鳴屋に保存されている版木には、峠の斜面に建てられた江戸期の立場茶屋の様子が写実的に描かれている。
 当時の峠は、現在の国道142号の峠より数メートル南に位置し、路面も今より数メートル高所にあった。
 今では、ぐみの古木以外に面影はない。

笠取峠立場図版木説明

立場茶屋の様子