笠取峠竣工記念碑
旧中山道笠取峠標柱
笠取峠は、古来は東山道、江戸時代は中山道として東西の交通の要所であった。現在の国道142号は生活道であると共に、関東地方と中部近畿地方を結ぶ重要な産業道路としての役割を果たしている。交通の難所でもあった笠取峠の道路改良工事が、関係各位の御理解と御協力のもとに、めでたくここに竣工したものである。
一般国道142号笠取峠道路改良工事
延長 立科町1,760m、長門町3,010m
事業費 32億7,500万円
着工 昭和59年4月、竣工 平成7年3月
この辺りが峠の頂上に当たり、標高は887mである。笠取峠の松並木にあった小諸藩領界石はこの付近にあったもので、峠は小諸藩と幕府領の境であった。