駒形神社の創立については記録に乏しく明らかではないが、この地方は、いわゆる信濃牧の地であり、祭神には騎乗の男女二神像を安置しているので、牧に関連した神社と推定されている。
昭和24年5月30日、国宝保存法により国宝の指定を受けたが、文化財保護法の施行により現在は重要文化財に指定されている。
再建は文明18年(1486)と伝えられているが、形式手法からみてもその頃の建物と考えられている。
その後の沿革については棟札により寛永11年(1634)、延宝4年(1676)、元禄12年(1699)、宝永元年(1704)、および寛保2年(1742)にそれぞれ修理、宝暦8年(1758)および安永7年(1778)に屋根葺替、寛政4年(1792)に再び修理、次いで寛政10年(1798)、文政8年(1825)および万延元年(1860)にそれぞれ屋根葺替が行われたことが知られる。
(佐久市教育委員会)
石祠、石燈籠
一対の石燈籠は元禄9年(1696)のものである
本殿は文明18年(1486)に再建されたものである
鳥居の貫に 「猿・馬・魚」 が彫られている
両部鳥居
国の重要文化財の本殿
駒形神社拝殿
女性・男性のシンボル (子宝の神)
駒形神社由緒
社務所脇の道祖神、猿田彦神社
安産の神
社務所
駒形神社入口 (駒形神社社標)
橋の渡り詰めにある道祖神
参道の橋と石段