狛犬説明

石の風車

吽形の狛犬

阿形の狛犬

 元禄元年(1688)建立
 軽井沢問屋佐藤市右衛門及び代官佐藤藤平八郎の両商人が二世安楽祈願のため、当社正面石畳を明暦3年(1657)築造した。
 その記念に、その子市右衛門が佐藤家の紋章 「源氏車」 を刻んで奉納したものである。
 秋から冬にかけて吹く風の強いところから中山道往来の旅人が石の風車として親しみ
  碓氷峠のあの風車 たれを待つやらくるくると
と追分節にうたわれて有名になった。
 (軽井沢町教育委員会)

 室町時代中期の作と伝えられ、長野県内では一番古いものである。向かって右側(雄)は口を開いた阿(あ)、左側(雌)は口を閉じた吽(うん)の像で、一対となっている。
 狛犬は、中国で陸前に魔物撃退のために置かれたのが最初で、本来威嚇を目的としているが、ここの狛犬は極めて素朴で大変親しみを感じさせている。
 (軽井沢町教育委員会)

石の風車説明