風化しているが如意輪観音と思われる

龍頭が刻まれた石碑

百合若大臣の足痕説明

 この石は、百合若大臣が足で踏みつぶしたので、石の上がへこんだと言われています。
 その昔、百合若大臣という大男の若者がいて、力も相当あったらしく大きな弓と長い矢で、川向うの山に向け 「よしあの山の首あたりを射貫いてみよう」 と思いつき、満身の力をこめて射はなった。その時、後足を踏ん張っていたのがこの石と言われています。
 これを見ていた家来の一人も負けじとお思い、腰にぶら下げていた弁当のむすびを力一杯放り投げ、山には二つの穴があきました。
 それで今でも穴が、ここから見ると夜空の星のように見えるので、この山を 「星穴岳」 と呼ぶようになったと言われています。
 百合若大臣がこの時使った弓と矢が妙義神社に奉納されています。

百合若大臣の足跡石

弘法大師像を祀った石祠